密着したサービス

ビザ申請クラウドの将来を日々想像しながら、 磨きあげ方をあれこれ考えています。   前の投稿にも少し記載したのですが、先日展示会に出展してきました。 3日間来場者の応対などしていたのですが、空き時間で唯一基調講演を聞きました。 『ハラール製品・サービスの輸出拡大』というマレーシア貿易開発公社様による 講演でした。僕自身が勉強不足で全く知らずに聞いてしまったというところが そもそも問題なのですが・・・、230兆円の市場規模や30億人のイスラム教徒という マーケット価値やグローバリゼーションの可能性は非常に学びになりました。 が、僕が一番気付きとなったのは、日本にはまだまだ多くの外国人にとっての 生活基盤が整備されていないというところでした。 たしかに、中国・韓国人街など一部のコミュニティは聞いたりもしますが、 かなり限定されているようにも感じます。寺院などもあるようですが、 調べてみると非常に少ないようです。 ※講演のあと、ブースを訪ねさせていただいて、いろいろと伺いました。   昨今インバウンドとして、観光の外国人は非常に増えたと実感します。 数字的にも日経などメディアにも前年比で30%近い増加となり、2000万人も 目前のようです。ただ、一定期間を滞在して日本で生活するとなるとハードルは 桁違いになるはずです。衣・食・住、文化など多くの事が母国とは勝手も異なり、 当然ながら日本に全て順応することは不可能といっていいかもしれません。 となると、衣・食・住、文化の受け皿や基盤が必要となるわけですが、 やはりこれを育むには一部の外国人街という閉じられた世界でなく 日本に何らかコネクトしていく必要があると感じました。   弊社のクラウドサービスは、まず日本への入り口となるビザ申請も簡素化する サービスを提供するわけですが、当然その後こそが大事なわけで、 ここと密着するようなサービスでないと意味がありません。 ただ、できることもやはり限られるため、しっかりと有機的に結びつくサービスに 絞り込んでいく必要がありますね。